果てしなく広がる平原に建ち並ぶ3,000基以上もの仏塔。バガンに残る独特の景観は、アジア各地の様々な文化の交流と混交によって生み出されたものだ。人や文化の移動を支えたのは、大河エーヤーワディー河。国土の中央を流れるこの河は、国中をむすび、さらには大洋への出入口として、ミャンマーの歴史と共にあった。バガンは忘れられた遺跡ではない。人々の暮らしもまた、無数の仏塔の傍らで連綿と受け継がれてきた。暑熱の地での生活は、雨季の雨が支えている。河の水をみなぎらせ、農作物の実りをもたらす雨。乾きの季節と雨の季節との変転は、盛大な祭りによって祝われ、ミャンマーの一年のリズムを作っている。宝石の雨が育んだバガンの歴史。大地の暑さ、水のうるおい、木陰の穏やかさ。この土地での生活の醍醐味を、旅の中で見つけてほしい。
ミャンマー史上における最初の王朝であるバガン朝は、11世紀から13世紀にかけてバガンを中心に繁栄し、後のミャンマー文化の礎を築いた。沿海部を介して仏教文化が伝えられ、人々は功徳を積むため、仏塔を造営し続けた。別の王朝が興起した後も、バガンは水上交通の要所として機能し続け、歴代の国王が仏塔を維持してきた。
3,000以上の仏教遺跡が広がるバガンの平原。名の知れたアーナンダ寺院、タビニュ寺院、シュエジーゴン・パゴダはじめ、主だった27のパゴダや寺院を地域別に紹介したい。また、考古学博物館や漆博物館などの施設もピックアップした。
バガンを訪れるすべての人に便利なバガンマップ。 遺跡、ホテル、レストラン、公共、ショップなどにカテゴリ分けしている。 地図左上のマークをクリックすると、カテゴリリストが表示される。 また、地図右上にあるマークをクリックすると、大きなバガンマップが別画面で表示される。
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